本日の映画は『ニューヨークの恋人』
現代ニューヨークのキャリアウーマンが、時空を超えてきた19世紀の英国紳士と恋に落ちる、という”ありえない”出会いをした二人の恋の物語です。
メグ・ライアン、ヒュー・ジャックマン共演のロマンティックなラブ・コメディ。ヒュー・ジャックマン演じる侯爵の紳士ぶりにため息…(*´ο`*)=3 はふぅん
ニューヨークの恋人
基本情報
監督:ジェームズ・マンドールド
出演:メグ・ライアン/ヒュー・ジャックマン
製作:2001年/アメリカ
監督のジェームズ・マンゴールドはとても多彩な作品を撮っていて、特に超!衝撃的な展開を見せる『アイデンティティ』がおすすめ。ヒュー・ジャックマンとはX-MENシリーズの『ウルヴァリンSAMURAI』、『LOGAN ローガン』でもコンビを組んでいます。
あらすじ
19世紀の公爵レオポルドは、ひょんなことから現代のニューヨークにタイムスリップ。
レオポルドは現代ニューヨークで、過去の苦い経験から恋を諦め仕事に生きるキャリアウーマンのケイトと恋に落ちる。しかし、レオポルドには過去に戻らねばならない日が刻一刻とせまっていた・・・・。
感想(ネタバレあり)
公爵が現代にタイムスリップ!
なんという無茶苦茶な設定なのか!
大いに突っ込みたくなるところですが(苦笑)、ありえない設定ながらも、これが中々面白い作品なのです。実に女心をくすぐる映画です(o ̄ー ̄o) ムフフ
ケイトは現代らしい女性の典型とも言えるバリバリのキャリアウーマン。
男性社会で揉まれながら、どこかムリをしている。
ケイトの上司は彼女に向かって言います。
「君は女心を理解する男だ」
そう、男女平等とは言われるものの、会社はまだまだ男性の理屈で動いています。女性がそんな社会で出世しようと思ったら、どこかで「女性的な部分を犠牲にしなくてはならない」部分がありますよね。
そんなケイトのちょっと疲れた心にするりと入り込む、19世紀の公爵レオポルド。
ここらへんのケイトの心理は共感できる部分も多いのではないでしょうか。
そう、女性の心は繊細です。
大切に扱われたい。
下心丸出しの軽薄な男にはうんざりしているのです(゚д゚)(。_。)ウン!
レオポルドの徹底したレディーファースト。
男気あふれる、アツい心。飾らずにストレートに想いをぶつけてくれる誠実さ。歯の浮くような情熱的な言葉さえも、彼の口から紡がれたものならば決して嘘くさくは感じない。彼の言葉にごまかしはない。
端正な容貌だけでなく、常にピンと伸ばされた背筋と堂々とした振る舞いがまさしくジェントルマン。そしてケイトが困ったときは、比喩ではなく本当に白馬に乗って駆けてきてくれる、正真正銘の「白馬の王子様」ですやっぱり白馬の王子様は憧れなんですよぇヾ(=^▽^=)ノ
作品途中でレオポルドがケイトの弟チャーリーに女性へのアプローチをアドバイスするシーンがあるのですが、いちいち頷いてしまいました。そう、女性が心動かされるのは誠意ある優しさ、なのですね(^-^*)(・・*)(^-^*)(・・*)ウンウン
愛は勇気を持って飛び降りること。
二つの時代を結ぶ象徴としてブルックリン橋が印象的に使われています。
「愛は勇気を持って飛び降りること」
この言葉は比喩として使われていますが、ラストでは実際に飛び降ります(笑)
精神的な意味の「飛び降りる」と、物理的な意味の「飛び降りる」二重の意味をこめたセリフがとても印象的でした。
本当に欲しいものに手を伸ばすのは実はとっても勇気のいること。
もしも手を伸ばしても手に入れることができなかったら、こんなに辛いことはないから。
でも、自分をごまかして最初から諦めてしまうよりは、こんな風に「飛び降りる勇気」が持てたらいいなぁ、なんてね。そんなことをふと思いましたよ(*^-^)ニコ
メグ・ライアンが最高潮に可愛かった時期で、「ロマ・コメの女王」と呼ばれていた頃の作品です。 この作品もいかにもメグらしい王道を行くロマ・コメです。
お相手役のヒュー・ジャックマンの紳士然とした立居振る舞いをケイト同様にきゅんきゅんしながら、楽しめました。
以上、『ニューヨークの恋人』の感想でした。
コメントを残す
コメントを投稿するにはログインしてください。