本日の映画は『キングコング 髑髏島の巨神』です。
「また大きなゴリラの話か…。」と思ってスルー予定だったのですが、なかなかの高評価を耳にしたので映画館に足を運んでみることにしました。
TOHOシネマ、決済方法を楽天ペイにして貯まっていた楽天スーパーポイント使ってほとんどタダにしました。映画館では1800円は絶対に支払いたくない(笑)
『キングコング』は何度か映画化されていますが、2005年のピーター・ジャクソン版『キングコング』は鑑賞済み。この作品は3時間超えの長尺で疲れ果ててしまったのですが、今回は118分とちょうどいい感じ(*’-‘)b OK!
ピーター・ジャクソン版はでHuluで配信されています。933円(税抜)で映画見放題は映画好きにはありがたく、会員歴は6年以上です^^
結論としてものすごーく面白かったのです。ひゃっほ~!!怪物映画にそんなに思い入れがなく詳しくないのですが、楽しい2時間でした。
エンドロールの後まで絶対に見てくださいね~。
見損なうともったいない!怪獣好きをワクワクさせるシーンが待っています。
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『キングコング 髑髏島の巨神』
基本情報
監督:ジョーダン・ボート=ロバーツ
出演:トム・ヒドルストン/ブリー・ラーソン/サミュエル・L・ジャクソン
製作:2017年/アメリカ
”ロキ”さまことトム・ヒドルストンと、オスカー女優のブリー・ラーソンが共演。
アクの濃いサミュエル・L・ジャクソンの出演も嬉しいところ。今回も余すところくその濃いキャラを発揮。目が離せない存在です^^
あらすじ
1933年に製作された特撮映画の古典「キング・コング」を筆頭に、これまでにも数々の映画で描かれてきたモンスターの王者キングコングの起源を、コングの故郷である髑髏(どくろ)島を舞台に描いたアドベンチャーアクション大作。神話の中だけの存在とされてきた髑髏島が実在することが判明し、未知の生物の探索を目的とする調査遠征隊が派遣される。島内に足を踏み入れた隊員たちは、あちこちに散らばる骸骨や、岩壁に残された巨大な手跡を発見する。やがて彼らの前に、神なる存在である巨大なコングが出現。隊員たちは為す術もなく、凶暴な巨大生物から逃げ惑うが……。http://eiga.com/movie/84000/
感想(ネタバレあり)
結論として、ものすごーく面白かったのです。
大きなゴリラだけではなく次から次に怪物が出てきて、ぶん投げられ、踏んづけられ、突き刺され、ぱっくり頭からかじられ…(笑)怪物たちの前に人間はあまりに無力。
人間対怪物、または怪物対怪物の戦い、童心に返って存分に満喫し大喜びの2時間となりました。
以下、気になったことをネタバレしつつ…。
スカル・アイランドは嵐の中にある。
その島はまるで『天空の城ラピュタ』のように巨大な嵐の中にありました。
衛星でしかその存在を確認できない、付近で船や飛行機が消えてしまうという謎の島スカル・アイランド。
未知の生物の研究機関「モナーク」所属の異端の学者、彼らに雇われた元英国空軍の傭兵、ジャーナリスト、ベトナム戦争で戦っていた兵士たちで構成される探検隊がスカル・アイランドに向かう。
「探検隊」なんと心を躍らせる言葉でしょうか。子供の頃に夢中になってみたテレビ番組を思い出します。胡散臭くて怪しくて、でもそこには大きな夢があり子供の満たしてくれました。今の時代には合わないようで見かけなくなりましたが。
監督自ら『地獄の黙示録』がやりたかった、と語っているらしいのも納得。
ヘリコプターの編隊が空を飛んでいくシーンはまさに『地獄の黙示録』そのもの(笑)その他にも船で川を下るシーン等々…。「あれだ!」って思うシーンが数多くあって、嬉しくなってニヤニヤしてしまった。
▼『キングコング』を観る前にぜひ押さえておいてほしい作品です^^
夕日を背負ってキングコングが登場。
人々の前に現れ出た突如として怪物。真っ赤な太陽の光の中に浮かび上がる巨大なシルエットは世界の終末を思い起こさせて好きだ。
コングがとにかくでかい。
その大きさは今までのキングコングのなかで最大級の31.6メートル!そしてとてつもなく強いのだ。
コングの前では人間なんてまるでゴミのようなのだ。
▼ゴリラパンチ!!
嵐を抜け、晴れ間が広がるジャングルの上を飛行するヘリコプターに容赦なく襲いかかるキングコング。
ヘリを手づかみにして握り潰し引き裂き、放り投げて地面にたたきつけ、ヘリ同士を衝突させ、落下した兵士をごくりと一飲みにし、コングによって吹き飛ばされた兵士が別のヘリのプロペラに巻き込まれてバラバラにされてしまうという阿鼻叫喚の修羅場が展開される。
登場した途端に破壊力全開、今度のコングはすごい…。
ピーター・ジャクソン版に比べてコングの登場が早いのがいい。ジャクソン版は待ちくたびれてしまうほどになかなか出てこなかった。
私は目を見開いたまま画面にくぎ付けなり、圧倒的なコングの力に呆然としているうちにヘリは全滅。 そして生き残った人間たちは、いくつかのチームに別れ、同時並行でそれぞれのグループの様子が描かれるという展開を見せる。
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巨大ゴリラと一歩も引かぬにらみ合い。
強烈な印象を残したのが部下を殺され、コングへの怒りと憎しみに支配され「仇討」に執念を燃やしどんどん常軌を逸していくパッカード大佐。
これまで恐竜、巨大サメ、ヘビと様々な敵と死闘を繰り広げてきたサミュエル・L・ジャクソン演じるパッカードは本作でもコング相手に一歩も引きません。(私はヘビと戦う『スネーク・フライト』が一番好きです(*´∇`*))
パッカードが妄執に囚われれば囚われるほど、次々と部下たちが失われていく中で、さらに「仇討」への執着を募らせていくパッカードへの、部下たちの内心の溜息が聞こえてくるようだった。もうええ加減に諦めて逃げようや、みたいな(笑)
何よりすごかったのは、終盤の炎の中から立ち上がったコングとの一歩も引かぬにらみ合い。ここまでやるのか!と笑うしかなかった(笑)
パッカード大佐の最後のセリフ「マザーファッッ…!」も嬉しいところ。様々な映画で「マザーファッ○ー」と言い続けてきたジャクソンのファンへのサービス、かな。
『ディープ・ブルー』で予想外に早々に死んでしまった過去があるので、この手の映画では早く死んじゃうんじゃないかといつも心配してしまうのですが、終盤まで生きててくれましたしね。心配ご無用!
一番印象深かったのはパッカード大佐ですが、もちろんその他のキャラも見どころあり。
本作の主人公、トム・ヒドルストン演じる元英国空軍出身の傭兵コンラッド。
モナークのメンバーであるランダとブルックスにスカル・アイランドへの同行を依頼された。
ランダに提示された報酬金額の5倍を逆提示するほど腕に自信を持ち、できる男の雰囲気をまとわりつかせているコンラッドは、結局それほど活躍してなかった気がするのですよ…。してたっけ?(笑)
パッカードやランダ、マーロウといったクセの強いキャラが複数いたので、それほど目立たなかった気がするなぁ。ちょっと残念。
ただ、ガスマスク装着して日本刀を振り回すというちょっとトンデモなシーンはサイコーだった。
本作のヒロインはジャーナリストのウィーバー。演じたのは『ルーム』でアカデミー賞を受賞したブリー・ラーソン。
これまでの『キングコング』は人間の美女に恋をするのがパターンだったので、今回の恋のお相手はウィーバーかと思ったら、そうではなかった。もしかしたらコングには秘めた想いがあるのかもしれませんが、彼らの間には恋というよりも信頼関係が築かれました。
必死に傷ついた島の生物を救おうとするウィーバーを見て、コングは「敵ではない」と理解したらしい。クライマックスではコングがウィーバーの命を救います。(握りつぶされなくてよかった!)
笑わない原住民たち
彼らの登場シーンは飛び上って驚いてしまった(笑)いきなり壁に目があるんだから!
ずーっと昔から島に住みついている彼らにとって「コング」は神様。そうコングは決してただの恐ろしい怪物ではなく天敵から守ってくれる島の守り神だったのです。
原住民たちと一緒に第二次世界大戦中に島に墜落した米軍兵士マーロウさんも登場。長年島で暮らしていたせいか、島の外から来た人たちと微妙にかみ合わない会話が面白かった。
ラストでは無事に家に帰り、ずっと帰りを待ち続けてくれた奥さんと成長した息子と再会。戦争中に生まれた息子とは初めての対面となる。感動的な再会シーンはぐっと来るものがあった。
最近見た映画で同じようなシチュエーションがあり帰宅したら奥さんは再婚していて別の男性との間に赤ちゃんが生まれていた、というシーンがあったのでそうならずに済んでほっとした(笑)
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コング以外にも怪物いろいろ。
コングだけではなくてたくさんの怪物が登場しました。さほど怪物映画や特撮モノに強い思い入れがない私ですが、これはテンションがあがりまくりでした。
しかもちゃーんとそれぞれ名前があります(笑)調べてみてびっくり。
大きな水牛みたいなスケル・バッファロー。
わりと大人しいみたい。じっとしていれば向かってきません。
大きなトカゲみたいなスカル・クローラー。
これがコングの天敵で最悪最恐の敵。
大きなクモみたいなバンブー・スパイダー
長い脚で串刺しにされます。
大きなたこみたいリバー・デビル。
コングに絡みついて苦しめるものの、生きながら引き裂かれて踊り食いみたいにされてしまいました…。コング強い♪⌒ヽ(*゚O゚)ノ スゴイッ!!!
あと、大きなバッタ(ウォーキング・ウッド)、鋭い口ばしを持つ鳥(スカイ・キラー)などが登場。
次から次に新しい怪物が登場するので、油断がなりません。ほっと一息ついて落ち着いている時を見計らって突如として襲ってくるので何度も飛び上ってしまいました(笑)
まとめ
恐ろしくも美しいコングにすっかり魅了されてしまった。
登場シーンは地底の地獄から現れた悪魔のように恐ろしい存在だったが、話が進むにつれてコングの持つ「慈愛」みたいなものを感じさせられた。
特にウィーバーと信頼関係が芽生えるシーンは互いに言葉を交わし合うことはできないのに、確かに心が通じているのが伝わってきて、すっかりコングが好きになってしまった。
よく見ると可愛い目をしているような気もしてきた(笑)大きな肉体を包む見事な筋肉は見惚れてしまうほど美しかった。
夕日を背負っての登場から、炎の中でのにらみ合い、そしてクライマックスでの美女を守りながらのオオトカゲとの死闘。とにかく見どころ満載、グロな描写満載で最後まで存分に楽しませていただいた。
どうやらゴジラとの共演があるらしい。公開は2020年の予定。
日本のゴジラではなく、2014年に公開された『ゴジラ』の方です。ジャン・レノが出演していたあの『ゴジラ』はもうなかったことになっているのね(笑)
エンドロール後にそこへの伏線らしきエピソードもちらり。次回作にはキングギドラ、モスラなども登場するらしい、とのほのめかし。ラストを締めくくったゴジラの咆哮…期待が増しますね。
その他気になったシーンなど。
お腹のなかで光るカメラのフラッシュ
カメラごとトカゲに食べられてしまったラング(ジョン・グッドマン)が持っていたカメラがトカゲのおなかのなかで光り続ける。その光を頼りにトカゲの位置を特定するのは面白いシーンだった。
跳ね飛ばされる。
このテの映画には仲間を救うために捨て身で敵に向かっていく人が高確率で登場するのですが、本作でもピンを抜いた手りゅう弾を握り締めてトカゲに向かっていく人物が登場します。しかし、容赦なくしっぽで跳ね飛ばされちゃいましたΣ(゚д゚;) ヌオォ!?
MIYAVIさん
第二次世界大戦中にスカルアイランドに墜落した日本兵を演じていた人。
映画が終わった瞬間に若い女性のグループが「ミヤビじゃない??」って言い合っているのを横目に見つつ、「ミヤビさん??WHO??」と思って調べてみたのですが、MIYAVI(ミヤヴィ)さんという方らしい。海外でも広く活躍するミュージシャンらしい。
私はものすごく流行に疎いので、全然存じ上げなかったのですが、整った顔立ちと鋭いまなざしが印象的で、日本刀を構える姿が凛々しかった。かっこいいなぁと思ったのですが、有名な方だったのですね^^
以上、『キング・コング』の感想でした。
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