本日の映画は『ワンダーランド駅で』
運命の人に出会うまでを描いた物語で、出会いそうで出会わないぎりぎりのすれ違いが描かれて、やきもきさせられます。恋愛映画では出会ってから二人の関係が描かれることが多いので、珍しい設定の作品です。
『ワンダーランド駅で』
監督・出演・製作情報
監督:ブラッド・アンダーソン
出演:ポープ・デイビス/フィリップ・シーモア・ホフマン
製作:1998年/アメリカ
監督のブラッド・アンダーソンは『セッション9』『マシニスト』を監督した人。 こういうのも撮るんだなぁと、ちょっと意外でした。最近だとハル・ベリー主演の『ザ・コール 緊急通報指令室』を監督しています。
▼本作の監督、ブラッド・アンダーソンの他の作品はこんな感じ。
実在の廃墟の病院を使っていて、雰囲気がめちゃ怖い。
クリスチャン・ベールが痩せすぎ。
ハル・ベリーの髪型が爆発しています。
あらすじ
ボストンに住む、アランとエリン。
同じルートを走る電車で通勤しており、お互いに気が付かないまま、何度もすれ違っている。
やがて恋に落ちる二人が出会いそうで出会わないまま、すれ違いを繰り返しながら、ようやく出会うまでを描いた物語です。
ボサノヴァが映画を彩ります。
ボサノヴァの音楽が印象的で、さわやかな映画でした。
淡々としてて、やや眠くなりましたけれど…。
「運命は信じない」と言っていたエリンですが、 しかしこの映画を観ると、運命という言葉を信じたくなります。
自分にしっくりくる、運命の人は必ずいる、いつか必ず出会える。
そんな希望を感じさせてくれる。
それにしても見つめ合った瞬間に恋が始まる、っていうのが外国っぽいですよね。
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ポープ・デイヴィスがキレイです。
エリンを演じたのはポープ・デイビスいう女優さん。
ちょっと気難しく神経質なところがあり、すぐに考え込んで眉間にしわを寄せてしまい、近寄りがたい表情になってしまうのですが、とっても美人さんです。ホープのちょっとクールで知的な容姿はエリンにぴったりだと思いました。
見たことあるな~と思って調べたら、『プルーフ・オブ・マイ・ライフ』でグウィネス・パルトロウのお姉さんを演じていた女優さんでした。
最近だと、M・ナイト・シャマランが製作総指揮を執った『ウェイワード・パインズ』のちょっと怖い学校の先生を演じていました。
フィリップ・シーモア・ホフマンの存在感
エリンのダメダメな元彼をフィリップ・シーモア・ホフマンが演じています。
声が似てるなぁと思ってよく見たら本人でした。 ちょっとしか出てないけど、けっこうな存在感ですよ!まだブレイクする前らしい。
以上、『ワンダーランド駅で』の感想でした。
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