本日の映画は『ビフォア・サンセット』
イーサン・ホーク、ジュリー・デルピー共演、「ビフォア・サンライズ 恋人たちの距離(ディスタンス)」の続編です。
先日イーサン・ホークと夢の中でお会いして、一日幸せな気持ちが続いた私ですが、実は私のイーサン・ホーク好きもなんだかんだと20年くらい?になります。『生きてこそ』『ガタカ』『プリディスティネーション』などなど、好きな作品がたくさんあります^^
イーサンは1970年生まれのアラフィフですが、童顔のせいか、まったくおじさんくささを感じません!アンチエイジングの秘訣が知りたい!
前作『恋人たちの距離(ディスタンス)』の内容にも触れていますので観てない方はご注意ください!
<スポンサーリンク>
『ビフォア・サンセット』
基本情報
監督:リチャード・リンクレイター
出演:イーサン・ホーク/ジュリー・デルピー
製作:2004年/アメリカ
第77回アカデミー脚色賞ノミネート。監督は『6才のボクが、大人になるまで』のリチャード・リンクレーター。
『ビフォア・サンライズ』『ビフォア・サンセット』はAmazonプライム会員であれば無料で観られます。(※2018年5月現在の配信状況です。詳細は公式サイトにてご確認ください)
あらすじ
ヨーロッパを旅行中、列車の中で知り合ったジェシーとセリーヌは意気投合し、ウィーンで途中下車。夜明けまでの限られた時間をともにすごす。限られた時間を惜しむように精一杯楽しんだ二人は6ヵ月後の再会を約束して別れる。と、ここまでが前作のあらすじ。
今作はそれから9年後。
作家になったジェシーがあの一晩の出来事を小説として発表したことをきっかけに二人がパリで再会する。別れの時間が迫る中、二人の関係はどうなるのか?というお話です。
感想(ネタバレあり)
前作では再会を約束するところで終わったので、その後二人が会えたのかどうかは観る者の想像にまかされていました。あなたは二人の未来をどう想像していましたか?私は自分の夢と希望をこめて、「再会できた」と想像していました。
しかし、二人は再会できていなかったんですねぇ。
二人はあのウィーンでの特別な時間のあと、再び出会うことはなく別々の人生を歩んでいたのです。なぜ再会できなかったか、そのすれ違いの理由も本作で明かされます。
作家になり、結婚して息子もいるジェシー。
環境保護団体で働き、失恋続きのセリーヌ。今も恋人はいる。でも…。
でもお互いの心にいたのは、あの特別な一日を共に過ごした相手だったのです…。
引用:http://www.imdb.com/title/tt0381681/?ref_=ttmi_tt
運命の再会
かつて心惹かれた人との運命の再会。
これはある程度の年齢を重ねたら誰でも想像するかもしれないですね。
もしも、再び会えたら「惜しかった。」と思われたいなぁとか。「別れてよかったぁ!」と内心ほっとされた日にはショックすぎますもの…。
この映画、前作同様ほぼ二人のセリフのみで話が進行するんですが、そのセリフが二人の頭のよさを感じさせるテンポいい素適な会話なんですね。そしてかなりセキララです。
とても好きな感じの映画です。
過ぎてゆく時間を惜しみながら、わずかな時間も無駄にすまいと、お互いのことを話し続ける姿がちょっと微笑ましい。ちょっと男の下心と駆け引きは見え隠れしましたが苦笑
ジェシーがセリーヌの部屋に招かれることに成功する過程は、男性の皆さまは参考にするとよいかもしれませんね。
余韻を残すラストシーンは好きな感じ。
ふふ、二人はどうなったんでしょうね?またしても観客の想像にお任せするような終わり方です。
冒頭のジェシーの言葉がここで生きます。
「ロマンチックな考え方をする人は二人は結ばれたと考えるだろうし、シニカルな考え方をする人は二人は別れたと考える。」
私は、二人は今度こそ新たな一歩を踏み出したと信じたいかな。
本当に縁のある人ならば、どんなに回り道をしても結ばれるのです。きっと…。
この続きが知りたいかたは続編『ビフォア・ミッドナイト』をどうぞ!!(笑)
コメントを残す
コメントを投稿するにはログインしてください。