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『イフ・アイ・ステイ 愛が還る場所』/生きるも死ぬも、自分次第。あなたなら、どうしますか?

生きるか、それとも死ぬか。

その決断が自分にゆだねられたら、あなたはどうしますか?

『イフ・アイ・ステイ 愛が還る場所』

 基本情報

監督:R・J・カトラー
出演:クロエ・グレース・モレッツ
製作:2014年/アメリカ

『キック・アス』のクロエ・グレース・モレッツを目当てに鑑賞。

あの映画を観てクロエちゃんのキュートさにすっかり心を打ち抜かれてしまいました。外観だけじゃなく演技力も兼ね備え、現在では子役から大人の女優へと成長しつつあります。

▽『キック・アス』は『キングスマン』のマシュー・ヴォーンによる痛快アクション!すごいバカな内容ですが、キレが良すぎて気が付いたら見入ってしまう作品。おススメです

ティーン向けかな?と思ってあんまり期待していなかったのだけど、これが意外に私好みで泣いてしまった。最近、涙腺緩め。

10代の淡くてピュアでキラキラした恋。とってもいいじゃないのヾ(=^▽^=)ノ

当ブログは、基本的にすべての作品でネタバレしていますので、ご注意ください。

ざっとあらすじ

高校生の少女ミアは元パンクロッカーの父とその追っかけだった母、幼い弟のテディの4人家族。チェロを愛し、名門ジュリアード音楽院への進学を夢見ているごく普通の少女。

年上の彼氏アダムは地元では大人気のバンドマン。一足先に高校を卒業し、ツアーで留守にすることが多いので、寂しい想いをすることもある。

きっかけはチェロを弾いているミアにアダムが一目ぼれしたこと。

アダムの積極的にアプローチを受けお付き合いが始まる。彼は家族には恵まれないが、それゆえに温かい家族の中で育ったミアに惹かれたのかもしれない。

17歳のミアの頭の中は、頭の中は、チェロとアダムと合格通知のことだけ。

しかし、幸せだった日々はある日突然、終わりを迎えてしまう。

パパの運転する車が雪の日にスリップ事故を起こしてしまったのだ。

物語は、ミアとアダムの出会いからの回想シーンと、事故で昏睡状態になってしまった現在とが交互に描かれてゆきます。

このまま家族と一緒に逝くか、それとも家族のいない世界でこれからも生きてゆくのか。ミアは辛く難しい決断を迫られてゆくことになります。

生きるも死ぬも、自分次第。

自分だったらどうするか?

ミアに自分を重ねて観てしまうかも。

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感想(ネタバレあり)

クロエ・グレース・モレッツが子供から大人へ

画像1

出典:http://eiga.com/movie/80699/gallery/2/

ヒットガール(※『キック・アス』での役名)も恋をする年齢か、としみじみ。

愛らしい顔立ちはそのまんま、しかし体つきは女性らしく丸みを帯びたそれに変化していて、時の流れを痛感してしまう。

成長してもグレることなく、キャリアを積み重ねてゆく様子は見ていて嬉しいものだ。エドワード・ファーロングやブラッド・レンフロが壊れてゆくのを観るのは、非常に辛かった。

なんと、サッカー選手のベッカムの息子さんと付き合っているらしいですね。映画の中だけではなく現実の世界でも恋を楽しんでいるようです。いいねぇ。若いって。(←近所のおばちゃんか!)

学内でも学外でも人気者で実力も備えてレーベルとの契約も手が届きそうなバンドマンと真面目な優等生の恋。初めてのことに戸惑いながらも、アダムに惹かれてゆくミア。

すっかりティーンは遠ざかってしまった私ですが、きゅんきゅんするような甘くて淡い初恋を楽しませていただきました。

画像2

出典:http://eiga.com/movie/80699/gallery/3/

ちなみに一番きゅんとしたシーン、これ。

内緒でジュリアードを受けたミアに怒りをぶつけてしまったアダムが、実技試験の試験会場の天井画をミアの部屋の天井に復元して見せるシーン。

イメージトレーニングをして、当日落ち着いて演奏ができるように、と。

試験当日、会場で天井画を見上げたミアは、試験で自分でも予想もつかないような演奏を披露する。

自分の部屋の天井画が頭に浮かび、緊張を緩め、心を和ませてくれたのでした。

この甘さ!たまらない感じヾ(=^▽^=)ノ

中々大人っぽいセリフも登場します。

「(アダムの)顔を舐めたい。」とか。

「どこか他のところへ。」とか。(そして初体験ですよ。)

まだ幼さも残るミアが見せる熱っぽい表情。いいじゃないですか。

痩せすぎでない、ちょっとむっちりした体つきとやわらかいウェーブのかかったロングヘア。

まあ、とにかくかわいいので、クロエファンは絶対に見て欲しい。

 愛がいっぱいに溢れている。

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出典:http://eiga.com/movie/80699/gallery/5/

幼いころから包み込んでくれた両親の愛。

生死をさまようミアを見守る祖父母の愛。

友人の愛。恋人の愛。

生死の境を彷徨いながら、ミアは自分の人生が様々な愛に溢れ、優しさに彩られていたことに改めて気付くのです。

病院の待合室には、ミアの回復を願う人々が必死に祈りをささげている。愛してくれる人々が、こんなにもたくさんいる。

印象的な言葉がいくつか。

人が道を選び、選んだ道が人を作る。(パパの言葉)

人生は何があるかわからない、どの道を選ぼうと幸せになれる。(ママの言葉)

言葉は違うけれど、パパとママは同じことを言ってるよね、これ。

そしてこの言葉が持つ意味が、後半で心に染みわたってくるのです。

おじいちゃんは昏睡状態のミアのそばで静かに泣きながら、語りかける。

なぜ、パパがバンドを止めたのか。

それはミアが思っていたのとは全然違う理由だった。

このシーンを観た後で、幼いミアがチェロに出会うシーンを思い返すとまた違った景色が見えてきますね。無心になってチェロを弾き続けるミアの姿を目の当たりにしたパパが難しい顔をしていた理由も、わかります。

「愛する者には犠牲を払うもんだ。」

パパはきっと、犠牲だなんて思っていなかったに違いない。

ここがわかると、パパが言った言葉が心に染みわたる。深い、深い、娘への愛。

生きのびて欲しい、辛すぎるなら逝きたいなら逝っていい。

おじいちゃんはどこまでもミアのことを考えてくれている。「逝っていい。」なんて、なかなか言える言葉じゃない。なんて素敵な家族だろうって思ったよ。みんな、自分よりも大切なほかの誰かを優先させる、優しい人たち。

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出典:http://eiga.com/movie/80699/gallery/4/

家族がいなくなっても自分が家族だと言ってくれる親友。 病室で(!)自分のための歌を歌ってくれる恋人。待合室でミアの回復を願っているたくさんの人々。

自分だったらどうするだろう?

そんなことを考えながら観ていたら、涙が出てきた。

夫が死んでしまったら、私は一緒に逝く。両親や友人が止めてくれたとしても、夫がいない世界にいる意味はない。

あとさ、パパのバンド仲間のウィロー。

ちょこっとしか出てきてないので、気にならなかったかもだけれど。

子供はいらないって言ってたのに、その数年後に赤ちゃんが生まれていたのを見たとき、私はすごく嬉しくて、幸せな気持ちになった。こうやって愛は受け継がれてゆくんだなぁって。

ティーン向けだと思って甘く見ていたら、意外に泣いてしまった。

最近、涙腺が緩めです^^;

原作はベストセラーだそうです。表紙のイラストがかわいい^^

以上、『イフ・アイ・ステイ 愛の還る場所』の感想でした。

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